小規模企業景気動向調査

平成26年7月期調査

~業種によりばらつきがみられるものの、全業種で改善した小規模企業景況~

2014年8月25日
全国商工会連合会

<調査概要>

調査対象:全国約300商工会の経営指導員

調査時点:2014年7月末

調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

<産業全体> ◇…業種によりばらつきがみられるものの、全業種で改善した小規模企業景況…◇

 7月期の小規模企業景気動向調査では、産業全体の売上額および採算DI(景気動向指数・前年同月比)は大幅に改善、また、資金繰りおよび業況DI は小幅に改善した。前月比で、全てのDIが改善したのは1年4か月ぶりである。経営指導員からは、サービス業で観光客が増加していることや、消費増税後も 引き続き、建設業で発注が増加していることから、一部で、景気回復の兆しも感じられるとの報告があった。

<製造業> ◇…原材料高の影響はあるものの、受注が好調で持ち直した製造業…◇

 製造業は、売上額および採算DIは大幅に改善、また、資金繰りおよび業況DIは小幅に改善した。経営指導員から、好転材料としては、1.機械・金 属関連では、工作機械、建設機械部品、医療器具などで受注が増加している、2.自動車関連で、引き続き受注が好調であったなどの報告があった。また、悪化 材料としては、1.食品関連で、小麦粉や乳製品などの原材料価格の値上げにより、収益が圧迫されている、2.繊維関連で、糸など原材料価格が高騰し、採算 が取れないなどの報告があった。

<建設業> ◇…公共・民間工事共に発注増加の動きが見られ、改善した建設業…◇

 建設業は、売上額DIは大幅に改善、また、採算、資金繰りおよび業況DIは小幅に改善した。経営指導員から、好転材料としては、1.公共工事関連 や土木工事関連で、一部地域で道路工事などの発注が増加している、2.住宅関連で、新築などの受注が引き続き好調であり、また、リフォーム工事の受注も増 加しているなどの報告があった。また、悪化材料としては、1.引き続き、資材価格や人件費が高騰し、採算が取れない、2.一部地域で、消費増税前の駆け込 み需要の反動により、住宅建設関連の受注が減少しているなどの報告があった。

<小売業> ◇…耐久消費財で明るい動きがみられ、改善が続く小売業…◇

 小売業の売上額、採算、資金繰りおよび業況DI は、多少改善した。経営指導員から、好転材料としては、1.季節商品であるエアコンや扇風機の売上額が回復した、2.一部地域で、消費増税前の駆け込み需 要の反動減が和らいできたなどの報告があった。また、悪化材料としては、1.食品関連で、消費増税と販売価格の上昇により購買意欲が低下している、2.大 型店などとの価格競争のため、消費増税に伴う仕入価格の上昇分を販売価格に転嫁できないなどの報告があった。

<サービス業> ◇…夏季の行楽シーズンを迎え、宿泊関連が好調なサービス業…◇

  サービス業は、売上額DIは大幅に改善、また、採算、資金繰りおよび業況DIは小幅に改善した。経営指導員から、好転材料としては、宿泊関連で、夏季の行 楽シーズンに入り客足が好調であったこと、また、建設工事関連の利用客が増加したことから、売上額が増加したとの報告があった。また、悪化材料としては、 1.クリーニング業で、家庭で洗濯できる衣料品の普及に伴う受注の低下に加え、原油価格の高騰で収益が圧迫されている、2.理美容業で、顧客の来店間隔が 伸び売上が減少したなどの報告があった。

平成26年7月期調査

全国商工会連合会 企業環境整備課
〒1000006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル19F 
TEL:03-6268-0085 FAX:03-6268-0997

ページの先頭へ

Facebook
『商工会あきた』

  • あきた女性活躍・両立支援センター
  • 「がん」重点補償
  • 珠算・販売士・簿記検定試験日程

秋田県商工会一覧