小規模企業景気動向調査

平成26年10月期調査

~業種により動きにばらつきがあるものの、全体では悪化が続く小規模企業景況~

2014年11月26日
全国商工会連合会

<調査概要>

調査対象:全国約300商工会の経営指導員

調査時点:2014年10月末

調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

<産業全体> ◇…業種により動きにばらつきがあるものの、全体では悪化が続く小規模企業景況…◇

 10月期の小規模企業景気動向調査では、産業全体の売上額および採算DI(景気動向指数・前年同月比)はわずかに改善したものの、業況DIはわず かに悪化し、資金繰りDIは不変であった。業況DIは、3か月続けて悪化を示した。経営指導員から、夏場以降の消費マインドの一層の落ち込み、原材料費の 高騰などの影響から、地方の景気は低迷を続けているとの報告が寄せられている。

<製造業> ◇…機械・金属関連で受注が好調だが、コスト高が足かせとなっている製造業…◇

 製造業は、採算、資金繰りおよび業況DIはわずかに改善したものの、売上額DIはわずかに悪化した。経営指導員から、悪化材料としては、全般で、 原材料費が引き続き上昇しており、採算が悪化しているとの報告があった。また、好転材料としては、自動車関連や機械部品、電子部品関連などで受注が好調で あったとの報告があった。

<建設業> ◇…建設資材価格の高止まり、人手不足によるコスト高などで悪化に転じた建設業…◇

 建設業は、採算および業況DIは大幅に悪化、また、売上額および資金繰りDIは小幅に悪化した。経営指導員から、悪化材料としては、1.依然、人 手不足が継続しており、受注機会を逃し、売上額が減少した、また、工期が遅れ、収益が圧迫されている、2.建設資材、生コン等の価格が上昇しているなどの 報告があった。また、好転材料としては、住宅リフォームや公共工事の受注が増加しているとの報告があった。

<小売業> ◇…個人消費の落ち込みや競合店の進出などの影響で、依然厳しさが続く小売業…◇

 小売業は、売上額および採算DIはわずかに改善したものの、資金繰りDIはわずかに悪化し、業況DIは不変であった。経営指導員から、好転材料としては、衣料品関連で、気温の低下に伴い、秋冬物に動きが見られたとの報告があった。また、悪化材料としては、1.消費増税による個人消費の落ち込みは予 想以上で、厳しい家計消費は市内の大型小売店や専門店へと集中する傾向にあり、管内の小規模小売業者は軒並み厳しい、2.食品関連で、ドラッグストアや大 手スーパーなど競合店の進出により客数が減少、また、価格競争も激しく売上額が減少しているなどの報告があった。

<サービス業> ◇…秋の行楽シーズンを迎え、宿泊、観光関連が好調、改善を示したサービス業…◇

 サービス業は、採算、資金繰りおよび業況DIは多少改善、また、売上額DIは大幅に改善した。経営指導員から、好転材料としては、1.宿泊、観光関連で、 紅葉など秋の行楽シーズンに入り、観光客が増加した、2.宿泊関連で、一部地域で、工事作業員の長期滞在により堅調であったなどの報告があった。また、悪 化材料としては、1.理美容業で、低価格店に顧客が流出し、売上額が減少した、2.消費マインドの低下により、支出を控える傾向から売上額が減少しているなどの報告があった。

平成26年10月期調査

全国商工会連合会 企業環境整備課
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